岡千秋
「1197」ちんどん人生 浪花節
今日で昭和も 終わるんやなとぽつりお前は つぶやいたあれは飛田の 開店祝い時代が変ろと 何変ろ叩く陽気な ちんどん太鼓笑顔千両 それが浪花の 浪花節チラシ配りは 人情(なさけ)も配る配る情けが あだになるえらいこっちゃと 震える足に吠えるな子犬よ おまえまで貰(もろ)たスルメを ちぎって喰わすええやないかい これも浪花...十勝の春~ふるさとに春の雪~
季節はずれの どか雪降ってふるさと十勝は 春まだ遠い慣れた北国暮らしでも重たい雪に腰を痛めて いなかろか遠い噂に 心が騒ぐ昨夜(ゆうべ)届いた 小さな包み短い手紙と スズランの花弱い体の姉さんは元気でいてか丸い笑顔は そのままか文字の細さに 涙がポロリ山の根雪が ほつれて溶けりゃふるさと十勝に 瀬音が戻るべそをかいてた...三歩下がってついて行く
世間知らずの この私今まであなたに 迷惑ばかり優しく叱って かばってくれた感謝してます いつだって古い女で いいのです三歩下がってついて行く ついて行くそばにあなたが いればこそ苦労の坂道 越えられましたあなたの真面目さ 心の広さ感謝してます いつだってそんなあなたが 好きだから三歩下がってついて行く ついて行く今日は...