• 筒美京平

    「1384」
  • 風のノー・リプライ

    風のノー・リプライ

    No Reply 琥珀(きん)の砂時計人はこぼれた砂よSay Mark II 優しさが生きる答えならいいのにね夢よりも鮮やかに愛よりも密(ひそ)やかに見えない意志(こころ)がささやく星屑が眠る海金色の無言(しじま)に生命(いのち)の花びら指でそっと触れたひとは誰(だあれ)…No Reply 宇宙(そら)の迷(ま)い子た...
  • 魂のピリオド

    魂のピリオド

    海と空 同じ青だね水平線 ほら薄れてく何年もつきあったのにこんな青はじめて見るね描いてた未来の絵から知らぬ間にはみ出していたくちびるが何か言いかけ言えぬまま笑顔が凍る魂のピリオド暮れなずむ空に星ひとつ魂のピリオドうやむやな愛に句読点水鳥が急降下して波を切りまた舞い上がる私たち 心の奥を見せあったことなんてない桜貝拾う振...
  • 思い出の指輪

    思い出の指輪

    湖ふかく指輪は眠るはかない恋の思い出を抱いてあなたと二人手と手をつなぎ風の中で結ばれた心あの日 夏のたそがれ水にうつした白いドレスと 光る指輪ゆれる あなたの姿涙を抱いて指輪は眠る青空のはてでめぐり逢う日まであの日 夏のたそがれ水にうつした白いドレスと 光る指輪ゆれる あなたの姿涙を抱いて指輪は眠る青空のはてでめぐり逢...
  • 風の中の瞳

    風の中の瞳

    北風お前と僕は孤独な旅人なのさ北風瞳をとじて想い出だけに生きよう苦しい恋に追いかけられて僕は涙もかれた北風落葉のように悲しい恋はおわった北風僕は一人で花咲く国へ旅立とう...
  • 好きだから

    好きだから

    好き好き好きと お前から好き好き好きと 云ってほしかった好き好き好きと 心から好き好き好きと 信じてごらんどんなに遠くへ お前がにげてもほんとは僕が必要さ かくせはしないどうぞ僕だけに くちづけだけで答えておくれ好き好き好きと くちびるで好き好き好きと さけんでほしいどんなに遠くへ お前がにげてもほんとは僕が必要さ か...
  • 虹の中のレモン

    虹の中のレモン

    ランラララ ランラララランララララララ君のほほを飾る涙は緑の丘で花咲くすみれ君のくちびる 飾る涙はむらさき色の 恋の想い出はじめての くちづけそれは虹の中のレモン涙よ こんにちは悲しみよ さよなら君のまつげを飾る涙は夏の嵐が忘れていったレモンの心はじめての くちづけそれは虹の中のレモン涙よ こんにちは悲しみよ さよなら...
  • 瞳をとじて

    瞳をとじて

    瞳をとじて あなたと二人この広い世界で 心はひとつ幸せみつけた 僕等はふたりいつまでも 手をつなぎどこまでも 愛しあう瞳をとじて あなたと二人この広い世界で ほほえみ忘れずに幸せまもろう 僕等はふたりいつまでも 手をつなぎどこまでも 信じあう瞳をとじて あなたと二人この広い世界に 明るい歌声を僕等のこの手で とどけたい...
  • 星が降るまで

    星が降るまで

    砂に残した 小さな足あと君がたたずむ 北国の浜辺夏が過ぎたら もう一度会おうね約束したのに どうして泣くの君にもらった 貝がらだけがさみしい時の なぐさめだった夏が過ぎたら もう一度会おうね長いまつ毛が 可愛かったよ星が降るまで 語りあかしたね離ればなれの 二人の心夏が過ぎたら もう一度会おうね夢の中だけで 恋をしよう...
  • 殺意のバカンス

    殺意のバカンス

    抱きしめて 背中から Ahh爪が真夏の碧さに染まるくらいに男には 見れぬ夢がそうね 女を綺麗にするわ優しく darling, kill me sweet銀のワインを口移しに飲ませたい 水の中プールサイドで 髪ほどけば眼差しも まどろむでしょ誘惑する つもりで金のピアス 水に投げた拾ってね ごらんよ唇 探すよに Ah抱き...
  • 1986年のマリリン

    1986年のマリリン

    接吻の後はため息が出ちゃう月の雫のスパンコール車のルーフに金のラメ誰も知らない 恋の約束午前2時に眠るオフィス街マリリン 長い髪をほどいてマリリン シネマスタア気取るわいつもよりも セクシーなポーズでじれたあなたのそのハート 釘づけお気に入りの香り 花吹雪みたいそっと腕からすり抜けて浮気な蝶々のフリをするもっと自由に恋...
  • Sosotte

    Sosotte

    そそってそそられて誘って誘われてそそってそそられて誘って誘われてKiss は Ah どっちにする真赤なドレスを翻し陽気なリズムで浮かれたなら週末の恋なんてカレンダーの数より多いわだけど今夜だけあなたひとりじめI Love You は耳を噛んで奪うように決めてI Love You は耳を噛んで熱い吐息の嵐そそってそそられ...
  • Temptation(誘惑)

    Temptation(誘惑)

    岬に立てば 強い潮風 スカートの裾 じゃれついてるわ微妙な視線投げるあなたに 何故なの? 心さわぐ感じよ望遠鏡で沖のヨットを 覗いた隙に肩を抱くのね予感通りにせまるあなたに 計算違い 髪がときめくああ 誘惑して 心の中で 私が叫ぶああ 誘惑しないで 違う私が ブレーキかけるいえ いえ まだ まだ その手には乗らないわと...
  • HELP

    HELP

    HELP HELP HELP OH HELP MEHELP HELP HELP OH HELP ME誰か早く ここから連れ出して退屈な毎日に 流されてしまいそうで死にたくなるよ(Why Why Why)誰か早く ここから連れ出して過保護なやさしさではすき間だらけのこの胸埋められないのよ(Why Why Why)テレビの...
  • Oneway Generation

    Oneway Generation

    人ごみの まん中 今居る場所さえわからないように自分の生きかたが 見えない時ってあるよね話してはみたけど 言葉が 一方通行みたいで遠くの夢なんて 大人はわかってくれない僕等はOneway Generation Oneway Generation今 ひとりで何かを探してOneway Generation Oneway G...
  • パーマン2号はウキャキャのキャ

    パーマン2号はウキャキャのキャ

    ブビブビブービー ウキャキャのキャブビブビブービー ウキャキャのキャパーマン2号が やって来た猿は猿でも ウキャキャのキャ空飛ぶお猿は 君だけさ 君だけさオレンジマスクは ピカピカピー青いマントは ヒラヒラヒーおへそのバッヂは キーラキラキンキラキラキン「パーマン2号 ぼくにもバナナくれよケチンボ!」ブビブビブービー ...
  • 水いらずの午後

    水いらずの午後

    水いらずの午後にきみは頬に涙つたえる風も凪いでしまったのに吹き抜けるよ哀しみ何故きみは愛のこと話すたびに淋しい笑顔はぐらかすのせめて今夜だけはきみと寄りそいたい肌が寒い季節だから熱い紅茶啜(すす)りながらきみの気持読みとる雪のように舞う言葉に何をたくし話そう何故愛は手にのせた雪のようにこんなにせつなく消えてしまうせめて...
  • 忘れ雪

    忘れ雪

    あれは忘れ雪降る頃 ふたり訪ねた山あいの宿(やど)肩をもたれあって聞いた雪どけ水のさやめきだったふたりにとり最後の旅知らずに過ごしたねきみの愛が辿った径をひとりで歩こう寒い霜柱踏みしめ今しみじみときみを想うよ足をくじいたきみを背負い この山径をのぼりつめたねふたりかばいあって生きたあの愛が何故通わないのかひざ抱き寝る雪...
  • あなたを・もっと・知りたくて

    あなたを・もっと・知りたくて

    ベルが鳴る あなたの部屋で 8つまで数えて切った淋しさはこわくないけど 逢えないと忘れそうなの「もしもし 私 誰だかわかる?」小猫をひざに長電話した ささやきに戻りたいもっともっと あなたを もっともっと 知りたいいま何してるの? いま何処にいるの?そして愛してる人は誰ですか?離れても心は君の そばにある そう言ったで...
  • 天に星. 地に花.

    天に星. 地に花.

    優しい人が言いましたいま天に星、地には花、君に愛を風はあなたの瞳からふと透き通る絵のように流れてくるもうそれ以上は見つめないで揺り動かさないで 眠る心逃げるように背を向けたあと振り向けばあなたは消えていたの心の裏のキャンバスにあの哀しげなまなざしが灼きついてる何故あきらめるの? あの時から待ち続けてたのに手紙も無いもし...
  • 愛をとめたまま

    愛をとめたまま

    あなたのことは 爪の先まで小さな癖も 憶えてるお酒を飲めば 子供みたいにわたしの膝枕 眠っていたけど甘い暮しに 溺れたふたり別れがくるのも ただ知らずに愛は あの日を 止めたままで過去のどこかで 泣いてるから時は昨日を 止めたままで夢の続きを探してるあなたの匂い 窓を開けても想い出までは 消せなくて鏡の中に 閉じこめて...