岡千秋
「1197」京都の町からもう一度
愛したことも 憎んだことも水に流した 高瀬川あの日の淡雪 花吹雪ほんとに 色々あったけど…きっときっと今度は 倖せに京都の町からもう一度 もう一度初めてなのに 懐かしかったひとり歩きの 天龍寺あと振り向くなと 鐘が鳴るほんとに 色々あったけど…生まれ 生まれ変れた 気がするわ京都の町からもう一度 もう一度涙をこらえ 毘...ミッドナイト・グラス
もしかして今夜は あなたに逢えるそんな気がしていた 小さな酒場肩を並べて二人カウンター 揺れるジンソーダキャンドルの灯りの ぬくもりがそっとふたりを包む 夜の街一人きり静かに 飲んでるあなた見るたびにため息 こぼれておちるきっと運命かしら真夜中の こんな巡り会いもう少しあなたを 知りたくて交わす夜更けのグラス 恋の夜あ...あぁ…しょっぱいなぁ
生まれた時から 両の手に当たりクジだけ 握ってたバカがつくほど 世間を知らずコロリ転げて この様(ざま)だ片手に残った はずれクジあぁ…しょっぱいなぁ初めてもらった 給料は親に渡すと 決めていた決めたつもりが 世間に浮かれフッと気がつきゃ 丸裸約束破りの 鴨とネギあぁ…しょっぱいなぁ可愛いあの娘に 好きだよと言ってみせ...なごみ小路で…~2023年バージョン~
泣いちゃ男が すたる夜はそうさ深酒 したくなる右から一(ひい)、二(ふう)… 三軒目涙代わりの 浮き世の水で酔いたいネ 酔いたいネやっぱり 酔いたいネ凍(しば)れた心と 胃ぶくろにゃ馴染みの灯りが ああ あったかい暖簾ヒラリと くぐったら毎度お馴染み 顔馴染み焼酎五、六… 七杯目トバに枝豆 演歌がひとつ嬉しいネ 嬉しい...愛する子へのメッセージ
あなたの声が 嬉しくて涙が一筋 伝うほほ注ぐ愛の 深さと意味に右も左も 分からずに人生預けて 生きてきた若さと夢が 溢れてたどの子も皆(わたし)の 宝物注ぐ愛の 行方に迷い悩み重さに 涙してそれでも向き合い 生きている我が子よ道に 迷ったらしっかり向き合い 逃げないで壁を越えて 進んで欲しい強く優しく たくましくいつで...