三木たかし
「751」ラブ・バラード
お願いよ あと少し このままでいさせてまどろんで仰ぐ 星たちのように 肩寄せて恋をして 悩んだり ありふれた人生こんなにも幸せに 何故だかなれることが そう 不思議あなたの 好きなものすべて 私の愛するすべて夜更けにふかす煙草 マティスとシャガール甘いラブ・バラード ALL OF YOU…いつの日か そうきっと 音もな...木枯らしのクリスマス
シャッターが閉まってる商店街を手を繋いで歩いた歳末のポスターが目に入るのは若くはない2人さ“一年って 早いわね”去年と同じ白い息でつぶやく安物のコートにはもう 夢なんて隠せないと 知ってるあなたの指が冷たいからせめて 今は そっとポケットの中メリークリスマス木枯らしよ愛する人を悲しませないでメリークリスマス木枯らしよこ...甲子園の詩~ぼくはヒーローになれなかったよ~
狙いうち(狙いうち)打てよ ホームラン(打てよ ホームラン)応援席に(応援席に)歌が湧くぼくはヒーローに なれなかったよ突然 球場は静かになった呆然とふり仰ぐ真夏の空に秋によく見る 雲が流れたあいつはぼくより上だった凄いボールを投げてきた一打逆転 晴れの場面が瞳の奥で 消えていったああ甲子園 さらば甲子園 甲子園さらば...時の流れに身をまかせ
もしも あなたと逢えずにいたらわたしは何を してたでしょうか平凡だけど 誰かを愛し普通の暮し してたでしょうか時の流れに 身をまかせあなたの色に 染められ一度の人生それさえ捨てることもかまわないだから お願い そばに置いてねいまは あなたしか 愛せないもしも あなたに嫌われたなら明日という日 失くしてしまうわ約束なんか...私小説~my love story~
突然 あなたから 別れの言葉を聞いてwine glass落とすほど 取り乱したけれども理由(わけ)などなにもない「ただ疲れただけだよ」と哀れむ瞳(め)で 言われたなら 諦めしかない街をさまよい 人ごみの中 わたしは踏まれる落葉地下鉄に逃げこめば すべてEND(おわり)になる嫌いになれ 泣くだけ泣け 負けたくないけど嫌い...