• 三木たかし

    「751」
  • 想いで迷子 2~悲しみだけで眠れるように~

    想いで迷子 2~悲しみだけで眠れるように~

    あなたの胸の匂いいまでは忘れてるのにきき訳のない 涙意地悪して また悲しみ運ぶわひとり冷たいベッド もぐりこんでもあなたを恨むこと 出来ないからせめて想い出だけで 眠れるように心 返してよ わたしの胸の中にあの日のままで 昔のままであなたのかわりなんてしばらく 見つけられない幸福だった 昨日この指先 恋しがっているから...
  • 時の流れに身をまかせ

    時の流れに身をまかせ

    もしも あなたと逢えずにいたらわたしは何を してたでしょうか平凡だけど 誰かを愛し普通の暮らし してたでしょうか時の流れに 身をまかせあなたの色に 染められ一度の人生それさえ 捨てることもかまわないだから お願い そばに置いてねいまは あなたしか 愛せないもしも あなたに嫌われたなら明日(あした)という日 失くしてしま...
  • ケンカのあとは

    ケンカのあとは

    ケンカのあとは かなしいななみだがいっぱい こぼれちゃうほんとはとっても すきなのにきらいだなんていっちゃってほっぺにChu ケンカのあとはほっぺにChu ケンカのあとはほっぺにChuでも ちょっとはずかしいほっぺにChu おひさまがみてるからほっぺにChu おひさまがみてるからほっぺにChuでも ちょっとはずかしいケ...
  • 忘れないわ

    忘れないわ

    忘れないわ あなたを別れたあとも 胸に生きるわもしも ふたたび 恋をしてもあなたに 似てる ひとでしょう忘れないわI'll Never Forget You(アイル ネバー フォゲッ チュー)愛したひとよ 忘れないわ忘れないわ いつまでも初めての恋 心に抱くわたとえ ひとときの 喜びでも愛してくれた あなただから忘れな...
  • さすらいの列島(台詞入り)

    さすらいの列島(台詞入り)

    あなたにいのちを預けて死ねるなら悔いはしません 私のあした二人きりでおちて行く暗がり人生…背中を突き刺すうしろ指耐えるだけ耐えるだけさすらい列島どこまでも世間が許さぬ恋ゆえなおさらに結ぶ心に 想いが通う春が幾度(いくど)めぐろうと真冬の人生…いのちが愛したぬくもりを消さないで消さないでさすらい列島どこまでもお願いします...
  • 高瀬舟

    高瀬舟

    生木を引き裂く 情恋(こい)だから運命よふたりを 見逃して乳飲み子みたいに あなたを抱いてこの世のどこかへ 堕ちましょう古都に流れる 明日(あす)無し川にあなた浮かべて 高瀬舟一生おんなで 生きるなら涙よあしたを 連れてきて今度は蛍に 生まれてきてもあなたに逢えると 信じてる墨絵ぼかしの 浮世絵川に夢をゆらして 高瀬舟...
  • 牡丹雪

    牡丹雪

    もしも浮世が 夢路(ゆめ)だとしたらあなたふたりが 可哀想哀しい都会の 女と男ひとつの毛布に くるまって涙の迷子に ならない様に牡丹雪降る 夜更けの窓にあなた過去(きのう)を 積らせて故郷忘れた 女と男心の焚火に 寄り添って涙で希望が 濡れない様に春がそこまで 足音たててあなた明日は 晴れますか倖せ知らない 女と男想い...
  • 追憶 ~NEVER FALL IN LOVE~

    追憶 ~NEVER FALL IN LOVE~

    人は淋しい きっと生き物いつも想い出たべて 昨日に 生きている誰も知らない 海の底ならいまのわたしに似合う 心の置き場所never fall in love もう 誰も 好きに好きにならないけどひとりで 眠ることが できない癖がついているからnever fall in love この指がいまもいまも 憶えているいいこと...
  • 愛を置き去りに

    愛を置き去りに

    坂道を下りれば 海が見える都会にも寄り添う カモメがいる愛し合い死ぬほど ひかれ合おうとも閉ざされて 灯りも見えない躰(からだ)の傷なら いつか癒えるけど心の傷跡 消えずに残る美しい日々は あまりに短すぎて哀しみばかりを 置き去りに……明日から二人は 他人よりも噂さえ届かぬ 行方知らず微笑みの扉に 鍵を掛けました思い出...
  • あなたの愛につつまれて

    あなたの愛につつまれて

    肌に優しくしみ入るような愛は静かな 小雨に似てる傘は無くても あなたのそばで胸の奥まで濡らしてほしいまるで幼い少女が小さく肩先震わせるように恋に泣かされて 今日まで来ましただから淋しさに 慣れっこだったわあなただけでいいの あなただけがいいの朝まで抱きしめて…許すそばから 秘密を減らしついに最後は裸になるのそしてあなた...
  • あなたの隣りを歩きたい

    あなたの隣りを歩きたい

    瞳こらせば 金色の小鳥の舞いが 友を呼び耳をすませば 溢れくる遠い岬に うち寄せる波生きとし生ける ものみなが生命の賛歌を謳歌うとき風のそよぎにも 水の流れにも押しとどめる扉など どこにもないと教えてくれた あなたそんな生命の輝きの同じ調べを聴きながらあなたの隣りを歩きたいあなたの隣りを歩きたい花の薫りに ふり向けば夏...
  • 叱ってあげる

    叱ってあげる

    傷つかなければ わかりはしないあなたに心の苦しみは男の人は夢に憧れ生きてゆくこと 出来るけど愛を玩具に するなんて淋しい罪を 作るだけよ叱ってあげる わたしの胸であなたがいい子で いるように叱ってあげる 子供のようにどこか遠くへ 行かないように抱かれるだけなら 仔猫と同じ黙ってこの身を まかせたらあなたはきっと 理想の...
  • 砂になりたい

    砂になりたい

    心がこなごな こわれた私体もさらさら 砂になりたい春になっても まだ寒い北の砂丘を ただひとり日本海から 吹く風で砂のつぶてが 頬をうつうらんでいうのじゃ ありません恋でこの身が 燃えつきました山陰本線 夜の汽車明けて砂丘の 砂もよう指の間を 音もなく砂がこぼれて 行きましたまるで私の しあわせと同じようねと つぶやい...
  • 暖流

    暖流

    私これで帰りますと席を立った急にたずねすみませんと頭下げたいいのここで一人にして下されば後はぶらり海を見つめ過しますこれで心が晴れましたあなたなしで生きることに決めました沖を走る潮の流れ見つめながら私しんみり南国土佐の昼さがりバスの窓にキラリキラリ 波が光り岬までの道がつづく うねりながら季節はずれ風がさわぐ海べりを私...
  • 哀愁のシンフォニー

    哀愁のシンフォニー

    あなたの目が私を見て涙うかべてたその顔がつらい白い霧が二人の影をやさしくつつんでいたわ私の胸の奥の湖にあなたは涙の石を投げた愛の深さにおびえるのAhこっちを向いて涙をふいてあなたのこと愛せるかしらなんとなく恐いあなたの目がぬれてるのを見たの初めてよ美しいものね白い霧の遥かなかなた朝日がもえてるみたいあなたの風のような気...
  • ジャガー

    ジャガー

    愛にいのち賭けたやつは誰だ(ジャガー)傷にまみれ抱いたやつは誰だ(ジャガー)愛の辞書にある文字は白くきらめく稲妻みたいな情熱だけとまるな(ジャガー)負けてもどるな嘆くな(ジャガー)ひとの仕打ちに信じろ(ジャガー)君のためならおれがたたかう たたかう『君が死んだら俺は死ぬでも俺が死んでも君は死ぬな君一人でも愛は生きる 俺...
  • ボタンを外せ

    ボタンを外せ

    鍵をあけた ドアを開く あなたの靴音さよならもいわないで 帰るつもりか背中向けた 煙草すった 真赤な朝焼け行くなともいわないで 帰るつもりか走り寄る 肩を抱く ふり向かせる抱きしめる くちづける 涙ぐませる心にボタンをかけたままで男と女は愛せないボタンを外せ ボタンを外せ ボタンを外せ心を見せろドアの外に 靴が残る 廊...
  • 若き獅子たち

    若き獅子たち

    太陽に向かい 歩いてるかぎり影を踏むことはない そう信じて生きているあなたにもそれを わからせたいけど今は何にも告げず ただほほえみのこすだけ甘いくちづけだけに おぼれそうな今ぼくはふりきって さらばあなた風よなぶるな 獅子のたて髪を涙をかざれない時であれば闇よかくすな 獅子のたて髪を若さを誇らしく思う時に太陽が昇り ...
  • スポットライト

    スポットライト

    誰でも一度くらいスポットライトが当るでしょうねえ それが 人生というものでしょうあなたとくらすときまった時に私はそうかと思ったけれどそんなの夢だと三日でわかり一日過ぎたらこわれていたわタクシードライバー朝のコーヒーすする横で私は汽車の時間表を見ているやり直しだわ もう一度やり直しだわ もう一度どこかで楽しげにくらしてみ...
  • 濡れた情熱

    濡れた情熱

    熟れた果実を 二人で分けた恋の夜をうらまないわ 全てあげた私オリーブの花 髪に飾ってあなただけを 待ちわびたの甘いしのびあい 濡れたあの砂悪いのはあなたじゃない 肌をよせた私のせい男の心 今はわかるのうれいにみちた 恋のまなざし甘い過去がつらい私 暗い夏の終わりあなたがいれば 楽しいはずの海の夜明け にがいワイン悪いの...