長渕剛
「204」心配しないで
私はあなたにいったい何をしてあげられるのでしょうかあなたの前では 素直な私でいたいと思いますだけど私のつたない言葉じゃ伝えきれなくてあなたの心を傷つけてしまいそうで恐いんです俺は今、突き刺す雨に打たれてる猛り狂う流水に 打ち砕かれているうねる波の彼方から陽が昇ったら夜明け前の光をもって お前に会いに行こう愛しているから...時代は僕らに雨を降らしてる
古いピアノに耳をかたむける昔の英雄たちの声が聞こえるあれから もうどのくらいたってしまったろう何にも教えてもくれずに去ってしまったあゝ 時代は僕らに雨を降らしてるみせかけの平和はいつからかそこにすわりこんで僕らから全てのものを取り上げて行った途方にくれた僕らに「愛はいりませんか?」まやかしだらけの街に 今日もつったった...12色のクレパス
あなたがそばにいるだけで私の心は安らぐんですあなたが私を見ていてくれるから何にも恐くないのです言葉より先にあなたのやさしさが私のずるさに響くからそんなあなたに なりたくてそんなあなたに なれなくてどうすれば あなたになれるのでしょうかどうすれば あなたを感じられるのでしょうかあなたの指先とあなたの背中がいつかの夕暮れの...純情地獄の青春は
白いお花を咲かせたらしょっぱい涙が出てきます赤い花には棘(とげ)がある刺されば血も出る夢の花純情地獄の青春はつらくて 儚(はかな)い 白い花純情地獄の青春はつらくて 儚い 白い花涙がでるのは誰のせい生まれたあなたに罪はないけなさず くさらず ためらわず自分を愛してあげましょう純情地獄の青春はつらくて 儚い 白い花純情地...少し気になったBreakfast
お前はコーヒーとフルーツサラダ俺はブラックにチーズバーガー朝の光が お前の肌に溶けて少し気になった Break-fastお前は今 鮮やかに笑ってるでもそれがどんな風に次の瞬間変わってゆくかもしれなくってさそいつが 俺には恐いんだ愛はいつもこの俺を 臆病者にしてきた不安で不安で自分にいつも戻れずじまいで確かめるほどに 悪...すべてほんとだよ!!
僕が君とつき合うようになって3度目の夜が今 明けようとしているやわらかい灯りに照らされた君の寝顔夢といっしょに 天上を舞う君をこうして強く抱きしめていると何だかとっても落ち着くんだ君をこうして強く抱きしめていると何だかとっても安らぐんだ不思議だね おかしいね あゝこのままずっとずっといっしょにいたいんだやっぱり僕は君を...太陽へ続くハイウェイ
太陽の下でバイクを走らせ エンジンの爆音を感じてる奴は はるかに俺よりキラキラ 輝いて見えたんだ部屋にくすぶり思い悩むより 表通りの人ゴミを歩きたいように歩く それが今一番の宝物全ての立ちはだかる 苦しみをこの手でぶちこわしたくてほてったこの俺の頬を思いきり叩いてくれる奴とRun Away 突っ立ったままの俺からRun...冷たい外国人
昔々 ずっとその昔 身体のとても大きな男が黒い電話で回したダイヤル 7・3・1時代の傷跡の中に隠し忘れた 秘密の番号とても悲しいお話だねと 誰かが 僕に言った歴史の水面に石を投げれば本当は 僕らも 冷たい外国人そうさ 冷たい 冷たい外国人灰色の雨が降り続いてた 崩壊の年 1945その男は退屈しのぎに 自分の舌を噛んだ流...どしゃぶり Rainy Day
いつになく今夜は気分がいい俺らただ君の上を 3拍子で歩きたいだけさいつになく今夜は気分がいい俺らただ君の上を 3拍子で歩きたいだけさ月曜の晩どしゃぶり Rainy Dayその日俺らは飲んだくれて熱い吐息であの娘にLove Call Telephone Number 425ねぼけまなこで Who are you?疲れたよ...泣くな、泣くな、そんな事で
うらやむほどの男に「俺」なりたくてみっともねえ真似をずいぶんしてきただけど良いも悪いも全部自分だからせめて人の心を決して裏切らぬようにと筋の通らぬせち辛いこの世の中であいつとうまくやっていきたいだけだった信じる心はバナナのたたき売りみたいにしおれた花に足をふんづけやがる泣くな 泣くな たかだかそんな事で泣くな 泣くな ...CLOSE YOUR EYES
それでも この国をたまらなく 愛しているからもう一度 生まれ変わったら私の名を 呼んで下さい寒さに 震える夜も流れる涙 つむぐ夜ももう一度 生まれ変わったらあなたを決して 離しはしない私の胸の中へ帰っておいで気高い あなたの勇気を抱きしめたいひそやかな海に咲いた白い花たちが今 私のからだに折り重なるclose your...