• 長渕剛

    「204」
  • 祈り

    祈り

    お前が去ってくその前になぜに電話くれなかったかやさしすぎるお前のことだからそれが思いやりのつもりだったのか俺たち いつでもひとつなんだとあれほど話し合ってきたよねお前のことは すべてわかっているつもりの自分が くやしすぎるよ二人でいくつもの夜をこえて新しい朝が目の前だったのに深く瞳(め)を閉じて 今 天女のようにお前は...
  • 言わんこっちゃないさ

    言わんこっちゃないさ

    ここは東京 夜の新宿CITY罪と悪がはびこる オールナイトゾーンばらまかれた セクシャル招待状にぎりしめ あんたも行く気かい?光ったバイクでシグナルに けりをいれ黒い弾丸で女を横目で打ちゃ右手にMoney 左手にプライド両手上げて HELPと叫んでるちょいとlisten to me言わんこっちゃないさ 昨日の晩17の女...
  • 俺らの家まで

    俺らの家まで

    春の風が表通りを 通り抜けてゆくのにしらん顔はいじわるそろそろ電話待ってるわかってるさ君の兄貴が 賛成してないのはね君の立場もわかるし兄貴の言い分もわかる女好きは俺らの悪い癖でも 遊びなんかじゃないよ機嫌なおして 来いよ!来いよ!!俺らの家までいいかい男は どんな時でも浮気の一つくらい誰でも持っているものさ納得できない...
  • GOOD-BYE 青春

    GOOD-BYE 青春

    GOOD-BYE 青春いい事なんかなかった季節に夢だけ置き去りに白い手紙を破りすてれば ヒラヒラこぼれてジグソーパズルのようさGOOD-BYE 青春 答えを探してあてのない風にふかれて立ち止まる夜明け間近にひざをかかえて 懺悔のウォッカじゃなんだか酔えないみたい誰のせいでもなくて 背中がとても寒くて俺のぬけがらだけが宙...
  • 恋人時代

    恋人時代

    モノクロの君がほら 僕に笑いかけている僕に笑いかけている恋人時代いつも君を待ってた この街角に今も学生たちで にぎわう白い喫茶店本を片手に二人で 待ち合わせたあのころダイヤル回す指先 公衆電話かたときも離れられず 話す言葉探しても好きだと言えば 明日が美しく見えた時の流れの中で いくつかの恋があるそしてモノクロの君がほ...
  • 孤独なハート

    孤独なハート

    Wow 恋の出口が見つからないよWow 闇を突き刺す 孤独なハートWow 恋の出口が見つからないよWow 闇を突き刺す 孤独なハート錆びた螺旋階段を降りて暮れる街を走って行ったね少し痩せた肩が悲しくてわざと俺 無視してたよ違う男 愛したくらいでそんなふうに泣く事ないのにばかなのさ いつでもおまえは“おまえなんか愛しちゃ...
  • SHA-LA-LA

    SHA-LA-LA

    シャラララ ラララシャラララ ララララシャラララ ララララ ラララ鎖につながれた老いぼれた犬をみたんだどこへ行こうか 路とうに迷い立ち尽していた鼻も口も目も耳も全てはぎとられていた早く走り出さなければ僕らもぬけがらになっちまうシャラララ ラララシャラララ ララララシャラララ ララララ ラララアスファルト ジャングルでは...
  • 順子

    順子

    離れない 離さない 離したくない君いろんな言葉で君に愛を告げてきたけれども終わりさ みんな終わりさ 僕のひとりよがり君へつないだ心の糸は今プツリと切れた順子 君の名を呼べば僕はせつないよやさしさはいつも僕の前でカラカラから回り順子 君の名を呼べば僕はかなしいよだから心のドアをノックしないで嫌いかい 嫌いなんだね こんな...
  • 巡恋歌

    巡恋歌

    好きです 好きです 心から愛していますよと甘い言葉の裏には一人暮しの寂しさがあった寂しさゆえに 愛が芽ばえお互いを知って愛が終わる別れは涙で飾るもの笑えばなおさらみじめになるでしょうこんなに好きにさせといて「勝手に好きになった」はないでしょうさかうらみするわけじゃないけど本当にあなたは ひどい人だわだから私の恋は いつ...
  • TIME GOES AROUND

    TIME GOES AROUND

    Oh ohoh… oh ohoh…oh ohoh…ホテルのベッドに横たわり信じられないほど抱きしめた俺が息をふきかけると お前は美しく止まることなく 回り始めたI Love You!I Love You!窓の向こうは 輝く銀の港外国船が向きを変える その前にお前を乗せ たどり着こう遠い大陸の果てまでTime Goes ...
  • 雨の嵐山

    雨の嵐山

    雨の降る京都の 嵐山を二人息をきらしながら のぼり始めてゆくひとつの傘を二人 お前との世界寒さにふるえる声は 霧の中へ消えてくでも今はあの笑い顔も 冷たい雨もみんなすべて僕一人の 想い出の中やがてくる春に 涙をうずめ過ぎ去る冬を心で唄いお前の影を抱きしめる雨の降る京都の 嵐山を二人息をきらしながら のぼり始めてゆく大つ...
  • 乾杯

    乾杯

    かたい絆に 思いをよせて語り尽くせぬ 青春の日々時には傷つき 時には喜び肩をたたきあった あの日あれから どれくらいたったのだろう沈む夕陽を いくつ数えたろう故郷の友は 今でも君の 心の中にいますか乾杯!今君は人生の大きな 大きな 舞台に立ち遥か長い道のりを 歩き始めた君に幸せあれ!キャンドルライトの中の二人を今こうし...
  • SITTING IN THE RAIN

    SITTING IN THE RAIN

    Oh…I'm Sitting in the Rain Rain…Oh…I'm Sitting in the Rain…I'm Sitting in the Rain…のたうちまわるほど ぶちのめされた夜おんぼろな傷口を 酒で散らしたてめえの器に 嫌気がさしてきた八つ当たりしても帰る場所もない生きてる事が 不思議なくらい...
  • 顔

    まわりの人が 僕の事を おもしろがっている生意気な奴だと口にして鼻で笑って信用しない偉い人に頭を下げたら良い奴だと口々にほめられた心とうらはらの顔を鏡にうつしたら恥ずかしい自分に気がついた僕の人生 そう自分の人生したたかに生きて 行かなければ後指をさす奴の心はいつも寒かろう今はだまって 春を待とうどれだけの 言葉を並べ...
  • クレイジー・ボーイ

    クレイジー・ボーイ

    恋しなつかし あの娘と二人唄えば Bye Bye Blues長い黒髪なびかせいつもそっぽ向いて Bye Byeこんなに愛しているのに肩に手を回せば Non Non Nonキスしてもいいかい?僕が言う だけどいつも君は Non Non思いどおりに行かない そんな女ほどいいもんさあゝ クレイジー クレイジー クレイジーボー...
  • 恋のランデブー

    恋のランデブー

    今夜 朝までおいらとつきあうんだいやでもおいら お前の手をひくよまずは手始めに いきつけのスナックお前酔うまで 帰すわけにゃいかないたかが水割り5杯や6杯で酔ったなんて 今夜は言わせないぞまずは手始めに 唇が欲しいんだお前だってわかっているはずさお前のくびれた腰に手をのばしやさしい乳房に顔をうずめたい だから水割りを片...
  • さようならの唄

    さようならの唄

    さようなら また会えるねまた いつか 会ってくれるねそんなに 悲しい顔 するなよ僕だって 悲しく なるじゃないかさようなら また 会おうねまた どこかで きっと 会えるね僕だって 君を好きなんだし君だって 僕を好きなはずさつたない僕の唄だけれど精一杯 唄って あげられるから今この時を さようならと呼ばないでおくれ君とい...
  • いつものより道もどり道

    いつものより道もどり道

    あなたの名前を 呼ぶ早く 帰って来てよと二人でいる時は なんともないけど一人の時は やっぱり つらいのですあれだけ 約束したのにさよならなんて ずるいよ二人で暮らすことに 疲れたならば去ってく前に 話して欲しかったあゝ 外は こんこん 木枯らし私の心も 風にさらされてもう待ちました 待ち疲れました待ちくたびれましたいつ...
  • 風は南から

    風は南から

    僕の家の屋根は 高く空を切り窓辺から下に家並みを見おろす朝露にぬれた桜の葉が朝の光にキラキラ輝いている今頃君はまだ 深い深い眠りの中この僕の想いよ君の街まで吹いて行けそして君の胸に突き刺され今 風は南から白い鳩が大空を舞う夏の朝の光を目指してまっすぐに僕は大地を両足で踏みしめ風が吹くのをじっと待っていた沈黙を破り捨て ...
  • 決心

    決心

    君は 僕より ひとつ上でとてもとても優しかった何をやっても 何を言ってもすべて笑って 許してくれた君のその優しさに 僕は甘えていたかったし僕の愛は少なくとも奴よりずっと ずっと 上だと思ってた誰よりも誰よりも愛しているはずじゃなかったのかいたかが一年半の 空白で何も 奴の胸に 飛び込まなくとも今まで僕にささやいた愛の言...