曲名
アーティスト
作詞者
作曲者
編曲者
木下龍太郎
「337」
夏椿
川野夏美
木下龍太郎
水森英夫
前田俊明
泣くため恋を したのでしょうか花が散るため 咲くように掴む先から 壊れて消えたまるで私の 幸せみたい咲いてみたとて…花は一日 夏椿私に理由(わけ)が あるのでしょうかこころ変わりを させたのは尽くし過ぎると 男にとって愛は重荷に なるだけかしら訊いてみたけど…花は答えぬ 夏椿なくした愛は 戻るでしょうか花がふたたび 咲...
お菊(歌謡節入り)
坂本冬美
木下龍太郎
市川昭介
何があろうと嫁いだ先の土に咲くのが 女花 やくざ渡世を承知の上で固く結んだ 絆糸 実家へ戻れの三下り半は死ねと読めますお菊には義理だ意地だは男の世界陰で泣くのは 女だけ吉良の仁吉に嫁いだいまはたとえ兄でも 同じ敵死ぬを覚悟で 荒神山へどうでも行くなら女房で 切り火切らせてねえ あんたたった三月の夫婦だけれど生きた気がす...
おんな南部坂
坂本冬美
木下龍太郎
市川昭介
殿の無念を 晴らしもせずに明日は仕官を すると言う恨みなみだの 瑤泉院が送るうつけの 内蔵助外は師走の 雪に日暮れる 南部坂(セリフ)読みとうもないが、これが大石の持参せし書状か。何 明十四日寅の刻 我ら同志一同吉良邸に討入り致すべく候 ええっ大志うれしや 連判状の名前 一、二、四十七親も子も捨て 愛しい者と縁を切って...
夜汽車は北へ
三代沙也可
木下龍太郎
伊藤雪彦
池多孝春
寒い 寒い 膝掛け巻いても 寒いあなたの居ない この胸になみだで出来た 薄氷未練の糸を 切るために逃れる旅は 冬模様夜汽車は 北へ さいはてへ…。憎い 憎い 憎めぬ心が 憎い忘れるはずの 面影を小指でなぞる ガラス窓背いた罪を 責め切れずどこかで許す 意気地なし夜汽車は 北へ さいはてへ…。近い 近い トンネル抜ければ...
はまなす母情
山内惠介
木下龍太郎
水森英夫
前田俊明
旅の途中で 目に止めた浜に咲いてる 北の花幼ごころに 美しかった母が差してた 口紅(べに)の色想いはめぐるよ…赤いはまなす 北の花そっと触れれば 指を刺す棘(とげ)を隠した 砂の花可愛いからこそ 厳しく叱る母の言葉は 裏返し心が痛むよ…赤いはまなす 砂の花霧が残した 露ひとつ抱いて揺れてる 北の花旅の支度を 手伝いなが...
流氷鳴き
山内惠介
木下龍太郎
水森英夫
前田俊明
どこかでお前の 泣く声が聴こえるようで 聴こえるようで また背伸びギシギシギシと 沖で鳴る流氷鳴きは みれん泣き流れさすらい ああ ひとり来た旅の終わりは オホーツク離しちゃいやだと すがる手を愛すればこそ 愛すればこそ 振り切った男の胸が 分かるのか流氷鳴きは 貰い泣き世間知らずの ああ 純な目を俺が汚(けが)しちゃ...
二人の合言葉
小金沢昇司
木下龍太郎
大谷明裕
伊戸のりお
誰より素敵な 横顔をなみだで汚しちゃ いけないよ最後の夜は 飛び切りの笑顔を見せて くれないか必ず逢える また逢えるそれが二人の 二人の合言葉(キーワード) そうさ離れていたって 切れるほど こころの絆(きずな)は 細くない時間を決めて しあわせをそれぞれ祈り 合わないか必ず逢える また逢えるそれが二人の 二人の合言葉...
お立ち坂
門脇陸男
木下龍太郎
水森英夫
伊戸のりお
お前お立ちか…馴れぬ仕草で 三つ指ついて行って来ますと 目になみだ他人行儀を 叱ったはずが知らず知らずに 男泣き花嫁すがたの 娘旅立つ お立ち坂いつも女房に 叱られ通し娘贔屓(びいき)の 男親彼に会ってと 言われた時はやけの深酒 二日酔い眠れぬ夜更けにひとり歌った お立ち酒嫁に出そうと 娘は娘家を出ようと 実家(さと)...
悲恋華
水田かおり
木下龍太郎
蔦将包
抱かれる数が 増えるたび女は別れが つらくなる今夜 ひと夜で あなた旅を終わりに しませんかいで湯の宿の 庭に咲く花は悲恋華 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)愛しちゃならぬ 人なのに愛した私が いけないのごめんなさいね あなた罪もないのに 苦しめて無いものねだり 女って恋は紅(くれない) 曼珠沙華(まんじゅしゃげ)いで湯の駅...
幸せとんぼ
若山かずさ
木下龍太郎
叶弦大
南郷達也
捜し続けた やすらぎを分けて呉れそう あの人はとんぼ とんぼ 幸せとんぼ女の 女の この指止まれ一度 この手に 止まったら二度と他所(よそ)へは 逃げないで追えば追うほど 逃げて行く男ごころは 影法師とんぼ とんぼ 幸せとんぼ私の 私の 心に止まれやっと掴んだ つもりでも指をかすめて 飛んでったいまはどこかで 新しい恋...
ほたる草
真木柚布子
木下龍太郎
市川昭介
翔んでください 大きな空を夢の灯ともす あなたは螢どうぞ戻って 疲れたときはほたる草 ほたる草 ああ帰りを待って…支度してます 露の酒いいのたまには 息抜きしても気ままに生きたい 男は螢だけど嫌です 本気の恋はほたる草 ほたる草 ああこの世でひとつ…ここが止り木 露の宿点(つ)けてください 私の胸に 命の灯火(あかり)...
竹屋の渡し
北岡ひろし
木下龍太郎
弦哲也
南郷達也
声を立てたら 世間がさわぐ鳴いてくれるな 都鳥二人で揺られる…竹屋の渡し 隅田川親の許さぬ みちゆきならば朝を待たずに 忍び発ち三社祭りで 袖摺り合っていつか人目を 忍び草逢瀬を重ねた…竹屋の渡し 舟着場男ごころの 情けに負けてあの夜解かせた おんな帯どこへ行こうと 観音様がきっと心の 守り札後は向くまい…竹屋の渡し ...
命ある限り
島津悦子
木下龍太郎
伊藤雪彦
雪が降ります 白い 白い 雪が降る二人の恋を 流した海に雪が降ります 白い 冬の花が降るやすらぎ捨てた 女の胸に愛に 愛に 愛に馴れ過ぎ何故か 何故か 何故か空しい一人になって 自分のことを見つめ直す 時だから生まれ変わるための 遠い旅です雪が舞います 白い 白い 雪が舞う想い出埋めた 砂丘の上に雪が舞います 白い 冬...
紀伊水道
島津悦子
木下龍太郎
花笠薫
結城つむぎの 袖振るたびに匂い袋の 鈴が泣く船を 船を見送る 紀伊水道こんなか細い 未練の糸がなんで切れない おんな指馴れぬ手付きで 解(ほど)いて呉れた酔った昨夜(ゆうべ)の 名古屋帯宿の 宿の窓には 紀伊水道後を引くから 許さぬはずが肌は心に すぐ背(そむ)く背伸びするたび 爪先痛い辛さ分かるか 鼻緒まで船が 船が...
花筏
長保有紀
木下龍太郎
中村典正
佐伯亮
川に舞い散る 桜の花が寄り添いながら 流れてくあなたとこのまま乗って逃げたい 花筏(はないかだ)叶わぬ願いと 承知のはずが無理を言いたい 女なら愛し合っても 世間の風は二人にゃつらい 向かい風もしやに賭けてた女ごころの 渡し舟人目の届かぬ はるかな岸へなんで渡さぬ 花の舟七日(なぬか)桜と呼ばれるけれど春来るたびにまた...
いで湯の宿
鏡五郎
木下龍太郎
久保進一
佐伯亮
湯舟に浮かぶ 三日月を手桶で掬(すく)い 湯を浴びるきれいな肌で 抱かれたい最後なら…もう戻れない 元の二人にいで湯の宿障子の陰の 虫の音(ね)は私の胸の しのび泣き浴衣の袖を 押し当てて乱れたら…もう見られない 夢の続きはいで湯の宿別れの朝は 明けたのに袂(たもと)に隠す 時刻表汽笛はここで 聴くつもり辛いから…もう...
蛍舞い
島津悦子
木下龍太郎
保田幸司郎
南郷達也
眠るあなたを 起こさずに宿を出ました 忍び足後ふり向けば ああ闇に乱れる 蛍舞い女ごころの 未練火が燃えているよで つらくなる呑めぬお酒を せがんでは酔って薄めた 罪ごころ初めの夜も ああ明り障子に 蛍舞いそっとあなたに 添い寝して数を数えた 宿枕戻りたいけど 戻ったら別れられない 今度こそ私の胸に ああ揺れる篝火(か...
雨蛍
千葉一夫
木下龍太郎
花笠薫
南郷達也
鏡見るのが 嫌なほどどなたの罪の 恋やつれ逢いたい行きたい…せめて束の間 晴れたなら憎い浮世の 五月雨に飛ぶに飛べない 雨蛍めぐり逢うのが 早ければあなたの妻で 愛綴り逢えぬ長夜は…何度 寝返り 肘まくら夢も遠野の みちのくで燃えて身を灼く 雨蛍世間隠れの 恋ならば指されりゃ痛い うしろ指逢いに行きたい…たとえひととき...
長良川鵜情
秋山涼子
木下龍太郎
松井義久
池多孝春
燃やすつもりか 水までも女ごころの 未練火は篝火(かがり)ともして夜に漕ぎ出す 鵜飼い舟今宵かぎりの 川宿は障子開ければ 長良川なんで手放す 鵜の鳥は鮎と言う名の しあわせをまるで私の運命見るよで 辛くなる従(つ)いて行きたい 叶うならせめて貴方の その後を付けておきたい この肌に二度と消えない 恋形見(こいがたみ)窓...
しあわせ坂
神野美伽
木下龍太郎
岡千秋
泣くも笑うも 人生は浮世みちづれ ふたり連れ私がもしも 遅れたらあなた合わせて 足並みを肩寄せあって 捜したい…しあわせ坂は きずな坂濡れて駆け込む 軒先で隣り同士の 雨やどり袖摺り合った ぬくもりが愛に変わった 縁結び苦労の先に ありますね…しあわせ坂は のぞみ坂行くも戻るも これからは夢が目印 道しるべ私がなみだ ...
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